この漫画が凄かった2013
今年も漫画ばっかり読んでた。だからアカンのや。
とりあえず、今年一巻が出た作品と続きものの作品とに分ける。
まずは今年からの方から。いきなりランキング。
1 宝石の国
2 ベアゲルター
3 くーねるまるた
4 ホクサイと飯
5 甘々と稲妻
まあなんというか、今年は新作にあまり食指が動かなかったのだ。一つに、毎年漫画ばっかり買い過ぎだったということがある。まあ今年は漫画で浮いた金でCDを買いまくったわけだが。飯を作って食べる話が多いのは去年孤独のグルメを読んでからそれ系を漁ったからである。はずれも多かった……まあしゃーない。でも幸腹グラフィティ、お前は許さん。
各個解説。宝石の国は市川春子待望の長編作。宝石（鉱物）でできた生き物たちが自身を狙う敵と戦う話。硬度が低くて何をやるにしても要らない子扱いされる主人公が周囲からその特性（毒撒き散らすみたいな）により孤立している奴となんやかんやする、と今後なるであろうが実際どうなるかはまだ分からない。アフタヌーン？ 3年くらい前に買うのはおろか立ち読みもしなくなりましたよ。めんどくさいしね、読むの。もちろん重宝にしているんだけど。まだキャラ紹介みたいな部分だけど既に面白い。キャラの多さと展開のゆったりした感じが短編とは異なりグッド。センス！
ベアゲルター。沙村広明とかいうマジキチが描くマジキチ漫画、になる予定。ヤク○とか薬とかヤバい島とかウキウキする要素が一杯のこの漫画、ムゲニンが終わっても沙村ニキの趣味ワールドは終わらないぜ。ドSな女性が好きな方にも。
くーねるまるた。スピリッツを立ち読みしたら意外に面白かったので。絵は見たことあったが過去作を見ても何も分からない。こういう絵が他にもあるってこったろうな。それはさておき、この漫画中々知的である。一話にして主人公がビキニで踊ってたが。文学から児童書、絵本などからさらりと引用、ネタにするところが、可愛いだけじゃないんやで、というアピールポイントだろう。貧乏飯的要素も実用的でよし。
ホクサイと飯。けっこう勢いよく進むのでサクッと読めちゃう。絵が個性的でなかなか好き。一冊で完結しているのも○ スピード感がいい。
甘々と稲妻。男一人で子育て+JKと飯づくり。この野郎。あまりセンチな感じにならないのが意外だったがそれはそれでほのぼの進むからいいのかも。次巻予告もほのぼの。こうして世界が平和になっていくのだ。
その他、つるつるとザラザラの間、アリスと蔵六、さかさまのパテマ、廃墟少女なども面白かった。幸腹グラフィティは糞だった。
そんで続きもの。全体的に俺が買っているものは相変わらず面白かった。それ町、シドニア、ドリフ、リューシカ、河合荘など。道満晴明の新刊がやたら出てたような気がする。水爆さんの重版まであったくらいだからな。ニッケルオデオン、センスの塊なので読もう。わからないと言われても俺は責任をとらんが。冬目景はイエスタとマホロミの新刊を出した。バーズで短編を出したみたいだけど出る時期を間違えたため未読。ファックス。ディーふらぐがアニメ化するらしい。毎度思うけど春友はとらのあなとアレな関係でももってんの。特典が毎回つくから、とらで買わざるを得ないのがイラッと来る。金魚鉢ホロスコープ。俺は好きだ。確実にこの絵じゃなかったら買ってないだろうけど。第七女子会彷徨は最新刊が普通に怖かった。この漫画キャラのアイデンティティ揺さぶってくるよな。
あと新刊でもなんでもないけど、松浦まさふみのガンダム漫画、アウターガンダムとムーンクライシスがとても面白かった。設定的に黒歴史みたいな作品だけど、独自の要素だけで一つの作品になっちゃってる素敵さ。セリフ回しのカッコよさと熱い展開がツボをついている。絵がしょぼいのと作品が少ないのが残念。ダムエーとかに載ってる糞漫画よかよっぽど面白いのに。そういやダムエーは弐瓶の連載をポシャらした上何も続報を出してないな。オリジンなき今もはや存在価値マイナスくらいじゃないか。
結論、今年も漫画は面白かった。進撃とかが売れまくってるらしいし。俺は気にしないけど。皆が読んでるなら面白いに決まってるじゃない。まあそれを言うと本当にマイナーなところは一切読んでないんだけど、それはそれ、これはこれで。糞漫画も大量に出ているけど、それはそれ、これはこれで。でも幸腹(ry
